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中小企業向けの資金調達方法とは?注意点はある?

中小企業の事業展開を行っていく際には、資金調達が必要になってきます。

中小企業の資金調達には様々な方法があり、いくつかの方法を活用することで資金調達を容易にすることが可能です。

本稿では、中小企業向けの資金調達方法にはどのような方法があるのか、そして注意点について解説していきます。

 

中小企業の資金調達方法について

中小企業の資金調達方法には、次のようなものが挙げられます。

 

・日本政策金融公庫などから借入を行う

まず中小企業の資金調達に活用できるものとして、日本政策金融公庫などの金融機関から借入を行うという方法があります。

この方法を活用することにより、大きな金額の資金調達を行うことができるようになります。

 

・補助金や助成金を活用する

もう一つは、補助金や助成金を活用するという方法が挙げられます。

この方法では、大きな金額の資金調達を行うことはできませんが、その一方で返済不要の資金を調達することが可能になります。

 

中小企業の資金調達における注意点について

中小企業の資金調達においての注意点としては、次のようなものが挙げられます。

 

・融資を受ける場合には返済が必要になる

まずは、融資を受ける際には返済が必要になるという点です。

日本政策金融公庫での融資においてはそこまで大きな金利ではないものの、少なからず利息はかかり、毎月の返済が必要になることもありキャッシュフローが悪化することも考えられるのです。

 

・補助金や助成金には交付のための要件がある

次に、補助金や助成金を活用する際には、その交付に一定の要件がある点です。

要件を満たせば交付される助成金、そして要件を満たした上で給付の採択を受けることが必要な補助金があります。

なお補助金に関しては、補助金の種類によっては完了報告などの事後報告が必要になるものもあります。

補助金や助成金の申請は、申請における過程が複雑で専門用語も多く、審査も厳しいため専門家に依頼することをお勧めします。

 

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代表税理士紹介

  • 代表税理士
    久我 晴幸(くが はるゆき)
  • 所属団体
    東京税理士会
  • 経歴

    高等学校卒業後2年間、都内の病院に勤務

    昭和59年3月 病院を退職

    昭和59年4月 専門学校に入学し税理士資格を目指す。

    平成5年5月 東京税理士会 世田谷支部(事務所開設)

    平成6年4月 東京税理士会 渋谷支部に移転とともに独立

  • 業務経歴

    (1)税理士事務所 勤務

     税務会計業務(決算、申告業務ほか)

     不動産税務業務(マンション・アパート経営者に関する税務業務)

    (2)不動産鑑定事務所 勤務

     鑑定・調査業務(不動産の現地実査・法令調査から価格査定)

    (3)コンサルティング会社 勤務

     相続・事業承継の相談及び提案業務

     不動産等の活用相談及び提案業務

事務所概要

名称 久我事務所
所属 東京税理士会
代表者 久我 晴幸(くが はるゆき)
所在地 〒140-0011 東京都品川区東大井4-7-22-304
電話番号 03-6433-3232
対応時間 平日10:00~18:00
定休日 土・日・祝日
  • 国際会計基準IFRSコンソーシアム会員

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