飲食店における運転資金の重要性|必要となる目安や不足した場合の対処法は?
飲食店を経営するにあたっては運転資金をどのくらい用意しておけばいいのかということが重要になってきます。特にコロナウイルスのまん延によって、飲食店の営業自粛などといった措置が取られることもありましたが、このような不測の事態の際にも対応できる力(運転資金)を付けておく必要があります。その目安や不足した場合の対処法について解説していきます。
■運転資金の目安
運転資金の目安は月の経費の半年分といわれることが多いです。新規の飲食店であれば600~1000万円と言われることがあります。これは、売上が減少した時ということもそうですが、仮に売上改善を図る、そして新規の飲食店として経営をしていくにあたっては軌道に乗るのに約半年かかるといわれているからです。また、コロナウイルスまん延などの不測事態の際にも半年分確保しておくことで、国からの援助などといったことが見えてくるようになります。そのためにも半年分の運転資金、ここが一つの目安になります。
■運転資金が不足した場合
運転資金が不足した場合には、どのように対応していけばいいのでしょうか。もし不測事態の場合には融資を受けているところなどに相談するということももちろんですが、まずは専門家にご相談いただくことをおすすめいたします。融資の返済延期で対応できるのか、固定資産の処分で対応できるのか、そしてさらに借り入れをすることで対応できるのかということを確認しながら進めることが非常に大切になってきます。
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