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飲食店の損益計算書|経営のためにどのように活かすべき?

飲食店の経営を行う際に、損益計算書などの財務諸表を用いて企業の経営分析を行うことがあります。

飲食店での損益計算書はどのように分析して生かすことができるのでしょうか。

以下で詳しく見ていきましょう。

 

飲食店の損益計算書の特徴

 

飲食店は原価という仕入れ値が多くかかってきます。

そのため、飲食店の損益計算書には営業利益があまり出ない、という特徴があります。

また、飲食店を経営するにあたっては店舗も必要ですが、この店舗に関しても内装費や固定費としての家賃など多くの費用が掛かります。

そのため、最初の内装費がかさみ最初のうちは赤字経営になる可能性が非常に高いのも特徴です。

 

飲食店の損益計算書の活かし方

 

飲食店の損益計算書をどのように活かしていけば効果的な経営を行うことができるのでしょうか。

 

まず注目していきたいことが原価と売上の関係です。

飲食店の原価率は一般的に30%といわれていますが、原価に対しての営業利益が出ているのかどうか、ということがポイントです。

そして自分がターゲットにしたお客様が来店しているか、一人当たりの単価はどのくらいなのか、ということも計算していく必要があります。

 

また、固定費に対して多少の増加があっても耐えられる営業利益になっているかどうか、ということも飲食店に関しては分析のポイントの一つになるでしょう。

飲食店の損益計算書を活用していくことで果たしてそのエリアで開店することに対してメリットがあるのか、今後の経営戦略をどのようにしていくのかということを検討していくことが重要です。

 

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代表税理士紹介

  • 代表税理士
    久我 晴幸(くが はるゆき)
  • 所属団体
    東京税理士会
  • 経歴

    高等学校卒業後2年間、都内の病院に勤務

    昭和59年3月 病院を退職

    昭和59年4月 専門学校に入学し税理士資格を目指す。

    平成5年5月 東京税理士会 世田谷支部(事務所開設)

    平成6年4月 東京税理士会 渋谷支部に移転とともに独立

  • 業務経歴

    (1)税理士事務所 勤務

     税務会計業務(決算、申告業務ほか)

     不動産税務業務(マンション・アパート経営者に関する税務業務)

    (2)不動産鑑定事務所 勤務

     鑑定・調査業務(不動産の現地実査・法令調査から価格査定)

    (3)コンサルティング会社 勤務

     相続・事業承継の相談及び提案業務

     不動産等の活用相談及び提案業務

事務所概要

名称 久我事務所
所属 東京税理士会
代表者 久我 晴幸(くが はるゆき)
所在地 〒140-0011 東京都品川区東大井4-7-22-304
電話番号 03-6433-3232
対応時間 平日10:00~18:00
定休日 土・日・祝日
  • 国際会計基準IFRSコンソーシアム会員
  • 一般社団法人フードアカウンティング協会

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