起業と事業形態
事業を始める時、まず考えることの一つに「個人事業」として行うのか、又は「法人」として行うのか、という選択です。
選択の判断基準(ポイント)は?・・やはり将来の【事業の姿(目標)】です。
どのような事業展開をしていこうと考えているのか?
その目標によって事業形態を選択しましょう。
尚、個人事業でスタートし、後に法人に組織変更することでも良いでしょう。
法人として事業を始められる場合、現在は設立手続きが徐々に簡略化されてきていますが、設立に際して決めなければいけない事がありますので、会社としてスタートするまでの期間に余裕をもって準備を始めましょう。
また、個人と法人では税金の異なる取扱いがありますので、少し確認しておくことも必要です。(全てにおいて取扱いが異なるものではありません)
〇税金の種類の違い
個人の場合・・所得税・事業税・住民税
法人の場合・・法人税・法人事業税・法人住民税
大きな違いは、「所得税」と「法人税」です。
〇税率の違い
所得税は、所得金額に応じて税負担となる税率が違います。(所得が増えれば段階的に税率も高くなります)
法人税は、会社の規模に応じて異なりますが、決められた税率が適用されます。(所得税と違い、段階的に税率が増えていく形ではありません)
重要なことは、事業の姿(目標)を決めたうえで、事業形態を決めることです。事業に沿った形でご支援いたします。
久我事務所では、渋谷区、新宿区、品川区、港区を中心としたエリアで、「経営コンサルティング」、「経営支援」、「財務・経営分析」「飲食店経営支援」などに関する相談を承っております。「経営戦略」についてお困りのことがございましたら、お気軽に当事務所までお問い合わせください。